アーサー・ウエーリの『源氏物語』を日本語に訳しなおすという偉業を、妹の森山恵さんとともに完成され、ドナルド・キーン賞特別賞を受賞した毬矢まりえさん著『ドナルド・キーンと俳句』(白水社)が上梓されました。
私は昨日から読み始めました。最終章の第五章 ドナルド・キーン俳句集とエピローグから読み始めましたが、のめりこんでしまうほど面白く一気に読みました。これから最初から読むのがとても楽しみです。
第五章では、現在分かっている限りのドナルド・キーンの俳句、25句を父への敬愛と尊敬をこめて、丁寧に、詳しく分かり易く、解説して下さっています。
他の章もタイトルを拝見しただけで、とても興味をそそられます。まだ全部読んでいないのに失礼かもしれませんが、一読の価値は大いにあると確信しています。