今日が父ドナルド・キーンの七回忌です。亡くなってからちょうど6年になりました。まだ一緒にいるかのような錯覚を覚えることさえある今日この頃です。
昨日(2月23日)は、北区の主催で北とぴあ14階で「黄犬忌」を記念した講演がありました。講師は、父に何度も会って下さったことのある軽井沢高原文庫の館長・大藤(おおとう)敏行さんでした。大藤さんは、2022年の生誕100年の年にすばらしいドナルド・キーン展を開催して下さいました。
講演終了後、大藤さんと記念撮影をしていただきました。
大藤さんは、満員のお客様を前にドナルド・キーンと軽井沢のこと、生誕100年を記念したドナルド・キーン展のことなどとても興味深いお話をして下さいました。
ドナルド・キーンが初めて軽井沢に行ったのは、1956年8月初旬だったことも解明して下さり講演の中でお話しくださいました。
昨日の講演ことは読売新聞の英語版The Japan Newsに早速掲載されました。
今日は、11時に菩提寺でささやかながら七回忌の法要をすませ、お墓に花を手向けお参りをしました。
家には、親しかった方からお花やワイン、仏画が届けられ仏前にお供えいたしました。
今も父を思って下さる方たちが沢山おられることに心より感謝申し上げます。