日々、ドナルド・キーンとともに

ニューヨークにて(2月10日)

2025.2.13 / 

ご報告にちょっと間が空いてしまいましたが、なにかと忙しいというのが実情ですが、毎朝零下の寒さと雪にもめげずお陰様で元気です。

2月10日(月)は、7日目で10時にButler Ribraryの6階でドナルド・キーンが寄贈した署名入りの書籍を調査しました。この日は森田たま、火野葦平、三島由紀夫などでしたが全て特別装丁の限定本でした。たかが署名入りと思われるかもしれませんが、いろいろなことを物語っているように思います。じっくり見て想像するだけで楽しいです。

ドナルド・キーンが贈呈した署名入りの本には、全て見開きに写真のようなラベルが貼ってあります。

お昼は旧知の大学院生と学内で軽くすませました。

1時半からはドナルド・キーンの愛すべき、そして優れた教え子のひとりCarol Gluck先生の研究室で3時間は話し込みました。やはり有意義で実り多い時間でした。記念撮影しなかったことが悔やまれます。多くの学びと宿題がありました。

そして夕食は、イタリア料理の Gennaro(665 Amsterdam Avenue – between 92nd and 93rd Streets on the East Side of  Amsterdam Avenue)で、ドナルド・キーンと私の共通の友人でもあるJayと一緒に美味しくいただきました。Jayにとっては馴染のお店のようで、とても美味しかったです。コロンビア大学から Gennaroまでは歩いて30分くらいかかりましたが、散歩にはちょうどよい距離でした。Jayからはバレンタインデーのチョコレートまでいただき、とれも嬉しかったです。

ラベル