日々、ドナルド・キーンとともに

ニューヨークにて2(12月6日)

2022.12.22 / 

コロンビア大学のBroadwayの通りに面した正門の前には堂々とコロナの検査テントがふたつもあり、時々検査している人がいました。

私のような大学外の人が大学内にの施設(私の場合図書館)に入るには、まだかなり厳しいチェックや予約が必要でした。私が行った時は学外者が施設にはいれるようになってほんとうに間もなくの時でした。

Book Storeというのですが、コロンビア大学のT-shirtなどなどを売っているショップに行き、滞在中に着るシャツや靴下、そして傘などを買いました。日本の大学などよりずっと品ぞろえも豊富で最初に父に連れて来てもらったときは驚きました。

そして近くの学生たちの行くコーヒーショップで、学生さんたちと一緒に軽い昼食をすませました。1時過ぎでした。

そしてキャンパスに入り、いよいよ懐かしい懐かしい、父が長年ものすごく関係の深かったStarr Libraryに行きました。日本図書の責任者の坂井千晶さんに案内していただき、今回は当然ながらものすごくお世話になりました。

この日の調査の写真は撮りませんでしたので、お知らせできませんが、父がもらった作家たちからの手紙を調査しました。この日の調査対象は、安部公房夫人の真知、荒正人、芥川比呂志、遠藤周作、江藤淳らでした。

調査は2時から4時までで、その後坂井千晶さんと今後のことを話し合い、そして外に出ました。

もう外は真っ暗でキャンパスの樹々がイリュミネーションに輝いていました。そのまま地下鉄に入りました。