日々、ドナルド・キーンとともに

北区で第二回目のドナルド・キーンを巡るツアー(6月2日)1

2022.6.4 / 

第一回目は4月27日でしたが、非常に好評で参加できなかった方から強いご要望がありましたので、第二回目を毎日新聞旅行社が趣向も変えて二回目の、北区におけるドナルド・キーンを巡るツアーを企画して下さいました。

今回も大変楽しいツアーでした。

そしてやはり大好評であっという間に定員に達しました。そこで人数もできるだけ増やし25名様の参加で実施いたしました。

前回同様、北区中央図書館の一室をお借りし、ドナルド・キーンの写真を見ながら、毎日新聞社の森忠彦さんのお話し、そして森さんの質問に私がお答えするということで私たちの座学が始まりました。森さんは、25年間も父のご担当でしたから私以上に長いお付き合いでドナルド・キーンのことを本当によくご存じです。

前回のテーマは、戦争でしたが、今回はがらりと変わってドナルド・キーンの日常生活でした。

商店街を歩いているところ、書斎の様子、大好きな骨とう品を並べ替えているところなどなどのいろいろなシーンの写真で日常の楽しみ方をお話しさせていただきました。ドナルド・キーン記念財団の研究員で早稲田大学の大学院生(博士課程)・大木エリカさんもこの日お手伝いくださったので、特別にお話をしていただきました。

また私が撮影して、最近見つけたお宝の未公開映像も披露して、大好評でした。

ここでの座学は1時から始まり2時で終わりました。そしえふたつグループに分かれて、図書館内のドナルド・キーン・コレクションに行き父の寄贈した書籍を見学し、その後北区のコミュニテバス(Kバス)に乗って、ドナルド・キーン邸に向かいました。

すこし暑かったのですが、お天気にも恵まれました。