日々、ドナルド・キーンとともに

大学時代のフローベール論(読売新聞:5月3日)

2022.5.5 / 

今月28日から開催される、横浜の神奈川近代文学館にドナルド・キーン展において貴重な資料が沢山初公開されます。

そのひとつに、コロンビア大学の二年生(17歳)のときに書いた「フローベールの象徴主義」Flaubert’s Symbolismがあります。その論文について、読売新聞が記事にして下さいました。

翻訳者の角地幸男氏が、今月7日に発売される『新潮』7月号に、その内容を詳しく紹介して下さいます。17歳にしてこれだけの論文を書いていたドナルド・キーンに驚嘆するばかりです。現時点で残されている本格的な論文として、もっとも初期のものです。たぶんこれより前のものは存在しないと思われます。

まだ日本文学に出会う以前の極めて貴重な論文と言えるでしょう。

記事の全文をご紹介できず申し訳ございません。