昨日、毎日ホールで「キーン誠己、父ドナルド・キーンを語る」が、父と親しかった毎日新聞の記者・森忠彦さんの司会と解説でございました。国際交流基金の依頼でHNKエデュケーショナルが制作した30分間のドキュメンタリー映像も見ていただきました。
私も父ドナルド・キーンについて、息子としていろいろなお話しをさせていただきました。
そして、私はほぼ四年ぶりに浄瑠璃の弾き語りの活動をこの日から再開させていただきました。今日は7月30日に草加市の『奥の細道』サミットで演奏するための、いわばリハーサルのような気持ちで、勿論そのことも皆様にお話ししたうえで、『おくのほそ道』の冒頭部分を6分間ほど演奏しました。思った以上に緊張してしまい、とても褒められた出来ではなかったのですが、なんとか大きな間違いはなく(実は間違いがありましたが)無事に終えることができました。
父のためにも、浄瑠璃の弾き語りの活動は、細々とでも続けていきたいと考えていますので、皆様どうぞよろしくお願い致します。
お客様は、50名近くでした。大いに楽しく盛り上がり、皆様にお喜びいただいたと思います。