父が遺した俳句が本になりました。毬矢まりえさんの『ドナルド・キーンと俳句』(白水社)という本です。ドナルド・キーンの俳句は勿論ですが、ドナルド・キーンの俳句に対する考えや俳句そのものについても非常に分かり易く書かれていると思います。俳句が海外にどのように受容されたきたか、などもよく調べて書かれていて読みごたえがあります。
毬矢さんがこの本を書かれたのも、ウエーリ先生のThe Tale of Genjiがつなぐご縁と言えます。そんなことを書かせていただきました。
そして今月29日の英語歌舞伎のこともご紹介させていただきました。
(記事の掲載については、東京新聞の許可をいただいております)