ドナルド・キーン亡き後の家は、第一は墓でしょう。父は亡くなる3年前2016年に自らの意志のもと家の近所のお寺にお墓を持ちました。写真はその年の4月に八重桜の咲くころに嬉しそうにお墓の前に立つドナルド・キーンです。
第二の家といったらよいのかどうかですが、没後約5年後の今年3月に仏壇が我が家に届きました。そのことが読売新聞の英語版The Japan Newsに掲載されました。
父と親しかった一流の伝統工芸の継承者、室瀬和美先生(人間国宝)と木下幹久先生によって3年以上の歳月をかけて丹念に心を込めて制作された、世界にひとつしかない、素晴らしい仏壇です。
文中にもある通り、来年秋から再来年にかけて4か月くらい開催される世田谷文学館のドナルド・キーン展で公開される予定です。ご覧いただき、お参りいただけたら幸いです。
記事
https://japannews.yomiuri.co.jp/original/donald-keenes-legacy/20240717-199147/
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以下は、読売新聞の日本語版オンラインです。
「亡くなった後のマイホーム」ですよね。
ドナルド・キーンさんの仏壇は六角形、人間国宝と棟梁が作った「亡くなった後のマイホーム」 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)