父ドナルド・キーンは若い頃から正岡子規が好きで、勿論俳句も好き。晩年2012年には『正岡子規』(角地幸男訳、新潮社)を上梓しました。そして2013年にはColumbia University PressからThe Winter Sun Shines In: A Life of Masaoka Shikiを英語版として上梓しました。最近久しぶりに読み返しましたが、実に面白かったです。父の筆致によって正岡子規が眼前に現れるような感動を覚えました。新潮文庫にもなっていますので、手軽に詠むことができると思います。
9月2日(土)~10月16日(月)において松山市子規記念博物館で、“ドナルド・キーンのみた「正岡子規」”と題してドナルド・キーン展が開催されます。
父は子規や俳句のご縁もあり、松山がとても好きでした。生涯6回くらい講演などで訪れています。私も2011年と2014年に講演のために父に同行しました。その時も松山を心から楽しんでいました。
その松山の松山市子規記念博物館でドナルド・キーン展が開催されることは、父にとって大きな喜びだと思います。
ドナルド・キーンの子規研究の足跡など、興味深い資料や写真が展示され楽しいドナルド・キーン展になるに違いありません。
私も初日の9月2日(土)、展覧会初日ですが「父ドナルド・キーンとの日々」と題して講演いたします。
以下にチラシの裏表を掲載いたしますが、裏の画像が荒れています。新しいデータが入り次第差し替えさせて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。