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生誕100年記念・京都ツアー(9月13日、14日)

2022.7.25 / 

ドナルド・キーン生誕100年記念の、いわばドナルド・キーンの足跡を巡る旅のシリーズ企画の5回目は、いよいよ京都です。

ドナルド・キーンの京都と言えば、日本に来て一番最初に住んだのがあこがれの地・京都でした、1953年8月末から1955年6月までが京都大学大学院時代でしたがが、その後も毎年コロンビア大学の夏休み、約2か月を1964年まで京都で過ごしました。その期間京都の下宿(住まいといってもよいでしょう)は泉涌寺を見おろす今熊野にありました。それが「無賓主庵」(むひんじゅあん)です。今は同志社大学に移築されていますが、泉涌寺を参拝し、普段見ることのできない「無賓主庵」も特別拝観します。その他にも、父が大好きだった所縁の寺院を訪ねるなど楽しい企画がいっぱいです。

9月14日には、京都文化博物館で『キーンさんが愛した京都』と題したイベントがあり、京都大学元総長の山極壽一先生のご講演「キーンさんが愛した日本の文化と情緒」を、その後は山極先生と私の対談「キーンさん、思い出話」です。

京都文化博物館では、企画展「ドナルド・キーンと画家・井澤元一」を8/6⇒10/2まで開催しています。

またとないこの機会に、ドナルド・キーンの足跡を巡る京都ツアーへのご参加をお待ちしています。

最後の写真は、懐かしい「無賓主庵」の前にたたずむドナルド・キーンです。(2014年11月18日)

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